転職するか?現職を続けるか?私がお薦めする「いい会社」の選び方

転職で会社に行き試験を受ける・面接を受けることは通常あると思います。もしかしたら、昨今では WEB ミーティングで面接や、1回の面接のみで採用決定なんて会社もあるかもしれませんが、私はお勧めしません。転職すること自体や、楽な転職活動で転職先が決まることは目標ではないからです。
私は、2度 転職を経験しました。新卒採用時と合わせて、面接では 10社以上の会社に入り込んでいます。それらの会社の後日談なども含め、面接時に違和感を覚えた会社は失敗だった(行かなくてよかった)と断言します。

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目的は「いい会社」に入ること

いきなりですが「いい会社」と聞いて、どのような会社が思い浮かびますか?または、転職したいと考える条件はどのようなものでしょう。

  • 規模が大きい会社
  • 給料がたくさんもらえる会社
  • 福利厚生が充実した会社
  • 残業が少ない
  • 休日がしっかりある
  • 勤務地(転勤の有り無し)

関係のない条件もあるでしょうが、志望者が多い会社ほど上のような待遇面をたくさん満たしていることでしょう。そしてこれらの待遇面での条件を選ぶだけなら、会社紹介のホームページや転職サイト情報など、書面を確認すればわかることです。

それらを調べて、少なくともいくつかの条件に妥協(許容)ができたからこそ、その企業の求人へ応募する(した)のだと思います。

ただ、これら書面でわかる待遇面の調査は最初のステップです。いわば、初対面の人を外見で判断し美醜で「えりごのみ」するのと同じです。

しかし、どんなに外見が好みでも、性格的にあっていない人と長く付き合っていくのは難しいです。だんだんと生理的に無理な限界が来るものです。不適切な表現かもしれませんが、「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」という言葉を聞いたことはありませんか?

就職も同じです。例えば給料のいい会社に入っても、慣れてしまえば給料にたいしての喜びは感じなくなります。もっと高い給料が欲しくなりますし、給与だけでは仕事へのモチベーションを維持するのが難しくなることもあります。他の条件も同じです。人の欲とは尽きないもので、現状よりもっと厚待遇を求めたくなり不満をもつことになります。

「やりたいことがある」という転職の目的については、また別の記事で紹介します。

「いい会社」の条件に加えるべきもの

私が考える「いい会社」のもっと重要な条件があります。それはズバリ、会社の雰囲気・職場の雰囲気です。私が思う「良い会社」とは、毎日通って苦痛にならない会社です。

大半の人が人生の半分以上を会社で過ごします。毎日楽しく通いたいですよね。職場の雰囲気が暗い。困っていても誰も助けてくれない。嫌な仕事ばかりがまわってくる。こんな職場に毎日楽しく通えますか?つまり、『内面的条件』をしっかり見極める必要があります。

お金のためと我慢できる(する)人もいるでしょう。しかし我慢といっても、「綺麗な人・カッコイイ人と付き合いたいから、料理や掃除ができなかったり、ケチで性根が曲がっていてもある程度は我慢する」といったものに似ています。
もちろん、程度によって我慢ができる場合もあるでしょう。ただし、生理的な違和感があるまま一緒に過ごし続けていると、限界点に達するのは早いはずです。

もちろん、生活するために必要な給与が手に入らないのであれば、転職を選択するのは難しいです。

給与の下がる転職を嫌がる人がいます。しかし、自分の人生設計で現状またはこれから、どの程度必要なのかは理解できており、自分と同条件の日本人平均年収がもらえるのであれば、必ずしも、問題視する必要はないでしょう。

どうやって「いい会社」を選ぶのか

そんなことを言っても、書面に書いていない『内面的条件』をどうやって知ればよいのでしょうか。
この記事の冒頭の文章からも想像できるように、そのために面接に行くのです。面接は、自分を見てもらう場だけではありません。あなたが会社を見定める場なのです。そして自分の目を養うためにも、複数の会社に面接に行きましょう。時間はかかりますが、久々の面接の練習にもなるので一石二鳥で言うことなしにお勧めです。

そして、現職の人間関係や雰囲気に不満がない場合は、転職候補の職場がまた同じような雰囲気の職場なのか。もし、現職の人間関係や雰囲気に不満を感じているのであれば、転職候補の職場でも同じような不満が出る会社の雰囲気ではないかを感じ取ることが重要です。感じるのが難しければ質問します。現職場の雰囲気を伝えてよいので、できるだけ直球で質問します。

あなたは取ってもらいたい。会社は人が欲しい。という中でお互いに「嘘をついたり」「猫をかぶったり」することでミスマッチが起きてしまうことがあります。その場合数年後に再度転職なんてことにならないために、以下のことを注意して面接に挑みます。

面接官・面接内容から感じる

面接には、人事とは別に、同僚になる人物や課長や部長などが面接官として参加します。必ず彼らの様子を見ておきます。高圧的な態度で面接していたり、面倒くさそうな態度で面接していたりはありませんか?
ときどき圧迫面接をしてくる面接官がいます。圧迫面接をするということは、その会社はそういったストレス耐性が必要となる可能性があります。または、その面接官が上司となる場合もあります。
面倒くさそうに実施している場合は、そもそも新しく人を入れることを歓迎していないかもしれません。大企業にありがちですが、人員計画上「とりあえず募集」しており、現場としてはたいして人が欲しくない。(※ 現状の忙しい状況で育てるのが面倒と思われている場合があり、仕事ができないと入社後に当分放置&嫌味を言われる可能性があります。)
また、募集内容と違うことを仮定した質問(例えば勤務地変更・配属部署変更)はありませんでしたか?これは、その可能性を示唆しています。他にも、ノルマなしの募集でノルマに対して厳しそうな言動があったとか、待遇面の記載とは異なる可能性がある場合に、面接でさらりと聞いている場合があります。

面接の待ち時間に感じる

もしかしたら面接の待ち時間や移動時に廊下で職場の声や会議中の声がうっすらと聞こえてくるかもしれません。活気はありそうでしたか?

すれちがう人は生き生きとした表情をしていたでしょうか?

お互い気持ちよく挨拶できましたか?

ほかにも、会社によっては壁の張り紙(掲示板の張り紙)などを見る機会があります。自分が通されているところのものなので、見ても問題ないはずですので、見れるものは見ておきましょう。社内の雰囲気が少しでも見て取れるはずです。

営業職は専門外ですが、聞いた話だと営業の電話の応対なども聞くことがあるようです。自分がその職場で電話するとして違和感のある話し方はありませんでしたか?

会社の施設・設備から感じる

以外と見ないのがこれです。会社の人員が多いのに、本社ビルは小さい。私がソフト業界なのでソフト業界の例になりますが、ホームページ や 転職サイト情報 では、「自社製品」や「請け負い」をうたっているのに 自社ビルが小さい場合は、客先常駐を主としている可能性があります。自社開発や請け負い開発にこだわらないのであれば問題にならないかもしれません。

しかし、客先常駐は、業務の管理体制が「お客様のなすがまま」となる場合があり、ブラックまっしぐらとなる可能性があります。社員人数と社屋(支社)の収容人数や 平米数など事前にチェックできるものはしておき、怪しいとおもったら面接時にも確認します。

また、施設や設備が古い場合があります。これを気にする人もいますが、私はさほど問題ではないとおもっています。自社ビルの場合は改築費用を、仮ビルの場合は家賃を、それだけ無駄なお金を会社が払っていないと考えられるからです。

会社の見かけばかりで、給料に還元されていなければ、直接的な意味はありません。もちろん、会社がジリ貧で治せないとい場合も無いとは言えませんが、そんなにヤバイ状態なら人員追加なんてしません(まして、転職サイトに掲示はできません)。

さいごに

待遇面は応募に至る第一印象として必要な条件です。しかし、転職先の雰囲気は面接後に確認できる『内面的な条件』です。そして、面接時に起きた違和感は必ず、人事担当者や面接官に確認し解消します。できればその場で質問するのが良いです。難しければ、帰ってからでもよいです。内定が出てからでも構いません。しかし、後に回せば回すほど、聞きにくくなります。

そのうえで 現職に残るのか、転職に踏み切るのか、雰囲気『内面的条件』をよく知る 現職も候補に含めたうえで、いまいちど比較します。

面接時に感じた違和感がなく、待遇面も文句ないのであれば、転職に踏み切るのが良いでしょう。しかし、面接時に違和感を感じたのであれば、その違和感は転職後に必ず職場の雰囲気などに反映されているはずです。

ただし、会社の規模が大きくなればなるほど、面接だけでこれを把握するのは難しくなります。配属先によってアタリハズレもあることでしょう。その場合、会社の規模や給与で決めているのであれば、数年耐えれて部署移動を希望するのも手です。

部署移動については別の記事で紹介します。