今週のマーケット要約
- 米国とイランの停戦交渉への期待で株式市場は週初に急反発したが、トランプ大統領の木曜夜の演説で「イランへのインフラ攻撃(橋・発電所)」を警告、原油価格が急騰した。
- WTI原油は週間で約12ドル(+14%)上昇し、週末には112ドルをつけている。
- 一方、4月4日(グッドフライデー・株式市場休場)に発表された3月の雇用統計は+17.8万人と市場予想(+5.9万人)を大幅に上回り、労働市場の底堅さが確認された。
- 週全体では、株式市場は週間プラスを確保したが、原油高・戦争リスクという「慢性的な不確実性」が続く週となった。
今週の主導アセット(Market Drivers)
米・イラン戦争の停戦期待 vs 激化リスク
週間でS&P500、ダウ、Nasdaqの主要3指数が3%以上上昇した。停戦交渉観測が浮上するたびに株買い・原油売りが進み、トランプ発言で強硬姿勢が示されると即座に逆転するという、ニュースドリブンの相場が継続している。
原油(WTI)
ホルムズ海峡は依然として有効閉鎖状態が続いており、3月31日にはクウェートのVLCC「Al Salmi」がイランのドローン攻撃を受けて炎上した。WTI原油は4月3日時点で約112ドルと3週間ぶり高値圏で推移した。
ゴールド
ゴールドは4月3日時点で約4,676〜4,702ドル/トロイオンス前後で推移した。
週間パフォーマンス表
| 市場 | 前週末 | 今週末 | 週間騰落 |
| S&P500 | 6,368 | 6,582 | 3.36% |
| NYダウ | 45,166 | 46,504 | 2.96% |
| NASDAQ | 20,948 | 21,879 | 4.44% |
| 米10年債 | 4.428 | 4.309 | -2.69% |
| 日経平均 | 53373 | 53123 | -0.47% |
| WTI原油 | 101.1 | 112 | 10.83% |
| ゴールド | 4493 | 4676 | 4.09% |
| DXY | 100.2 | 100.18 | -0.01% |
市場センチメント
VIX指数は、23.8と地政学的状況が解決しないまま低下を続けているが、平常の20には至らず。VIX、Fear&Greed指数はともに先週から少し恐怖指数は低下を続けている状況。
来週のイベント
- 4月10日: 米国消費者物価指数 CPI






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