2026/03/15~2026/03/21 振り返り

今週のマーケット要約

  • 今週のS&P500は▲1.9%、NASDAQ▲2.1%、ダウ▲2.1%と4週連続の週間下落を記録。
  • 現在、市場を支配しているテーマは「米国・イスラエルとイランの戦争によるオイルショック」。
  • WTI原油は3週間以上90ドル後半、Brentは週後半に100ドル~110ドル後半で推移。
  • FOMCは3.5〜3.75%での据え置きを11対1で決定。
  • 今年の利下げは1回のみとのドットプロットを維持。
  • 日銀も0.75%据え置きを8対1で決定。
エネルギー価格上昇・インフレ再燃懸念・利下げ期待の後退が重なり、市場全体がリスクオフに傾いた1週間となった

今週の主導アセット(Market Drivers)

イスラエル・イランの戦闘 – 原油(WTI/Brent)

3月18日、イスラエル空軍がイラン南西部のSouth Parsガス田(世界最大の天然ガス田)およびAsaluyeh石油精製施設を攻撃。2基の精製炉(合計処理能力1億㎥/日)が停止し、イラン国内のガス生産の最大70%が影響を受けた。3月18日~19日、イランは報復として、カタールのRas Laffan LNG施設(Pearl GTL含む)に多数のミサイルを着弾させ「甚大な損害」を与えた。この攻撃で世界LNG供給の約5分の1を担うカタールのRas Laffanが機能停止となり、供給正常化まで2ヶ月以上かかる可能性も見られている。
WTI原油:

Brent原油:

米国株(S&P500)

月曜に大きく反発するも、水曜FOMC後から再び失速し週間で-1.9%。原油高から、インフレ再燃の思惑で、市場のFed利下げ期待の後退が起こり、株価を圧迫した。

年初来 -5%以上の安値となり、年初来安値を更新。

米10年債利回り

利下げ期待の後退が進み、さらに利回りが上がった。

ゴールド

米国10年債利回りの上昇から、金利を生まないゴールドの価値は相対的に下がり、価格は下落した。

週間パフォーマンス表

市場 前週末 今週末 週間騰落
S&P500 6,632 6,506 -1.90%
NYダウ 46,558 45,577 -2.11%
NASDAQ 22,105 21,647 -2.07%
米10年債 4.283 4.384 2.36%
日経平均 53,820 53,372 -0.83%
WTI原油 99 98 -1.21%
ゴールド 5,020 4,497 -10.42%
DXY 100.5 99.5 -1.00%

市場センチメント

VIX指数は週末にかけて上昇した。

来週のイベント

  • 3月24日 08:30: 日本全国消費者物価指数(CPI)

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました