今週のマーケット要約
- S&P500は5週連続の週間下落(週間-2.1%)。NASDAQは週間-3.2%で昨年10月高値から13%超の下落となり調整局面入った。ダウも2月の高値から-10%となり調整局面へ。
- 月曜にトランプ大統領が Truth Socialで「米イランは生産的な協議を行った」と投稿し、石油価格が急落・株が急反発したが、木曜にイランが米国の停戦案を正式に拒否したと伝わると市場は再び売り圧力が強まった。
- 金曜にはドル円が1ドル=160円台へ下落し、2024年7月以来1年8カ月ぶりの水準になった。
- スタグフレーション懸念の高まりでFRBの年内利下げはゼロが織り込まれた。
今週の主導アセット(Market Drivers)
原油(WTI/Brent)
ホルムズ海峡の閉鎖が続き、Brent原油先物は戦争開始前(2月27日)比で56%超上昇し、先週う金曜日$113台を記録していた、Brent原油は、月曜のトランプ大統領の発言で急落したが、イランの停戦拒否で再反騰し、$110となっている。
WTI原油:

Brent原油:
有事のドル買い
米ドルが今月およそ2.5%上昇し、事実上の安全資産として機能。株・債券・金がいずれも下落し、資金の逃げ場が少ない状況。中東戦争でドルが安全資産として買われる一方、リセッションからの利下げ強制を見据えた長期的なドル安シナリオと対立。
米ドルインデックス(1カ月):
S&P500(1カ月):年初来 -5%以上の安値となり、年初来安値を更新。

米10年債利回り(1カ月):
ゴールド(1カ月):
週間パフォーマンス表
| 市場 | 前週末 | 今週末 | 週間騰落 |
| S&P500 | 6,506 | 6,368 | -2.12% |
| NYダウ | 45,577 | 45,166 | -0.90% |
| NASDAQ | 21,647 | 20,948 | -3.22% |
| 米10年債 | 4.384 | 4.428 | 1.00% |
| 日経平均 | 53,372 | 53,373 | 0.00% |
| WTI原油 | 98 | 101.1 | 3.13% |
| ゴールド | 4,497 | 4,493 | -0.09% |
| DXY | 99.5 | 100.2 | 0.70% |
市場センチメント
VIX指数は 31に上昇。VIX、Fear&Greed指数は先週から恐怖を更新している。しかし、Put-Call Ratio や Bull vs Bear指数は、先週とあまり変わらず。市場では、TACOトレードへの「慣れ」や「疲れ」が見え始めている。
来週のイベント
- 4月1日 -4月2日: 米国ISM製造業景気指数、米国小売売上高(前月比)
- 4月3日 -4月4日: 米国ISM非製造業景気指数、米国失業率、米国非農業部門雇用者数








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