OCN IPoE(ワイドプラン) と、KDDI の v6プラス(OCN バーチャルコネクト)を利用して、IPv4 over IPv6 を検証&設定した時の話です。それぞれ、固定IPを1つつけていました。ルータは、YAMAHA RTX1210 を使用しています。RTX830でも行けるはずです。ただし、回線契約で固定IPがついていない場合は、今回紹介する設定を行っても L2TP 接続できないかもしれません。
参考:
OCN IPoE ワイドプラン
KDDI v6プラス
まずはインターネット接続
以下のYAMAHAのサイトを参考にしながら、インターネット接続の設定を行いました。lua のスクリプトもほぼコピーで動きます。ちなみに、OCN IPoE は、MAP-Eという方式、KDDI の v6plus は IPIPという方式でIPv4 over IPv6 を実現しているようです。
OCN IPoE:
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/ocn_map_e/index.html#setting3
KDDI の v6plus:
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/v6plus/#setting4
どちらも、RTX1210 に設定を行いインターネット接続が完成。問題なくつながっているようでしたので、L2TPを設定し、Windowsで接続を実施しましたが、以下のようなエラーが出てうまくつながりません。
検索してもそれらしいサイトを見つけることができず、2,3日設定をいじくり悩みましたが、仕方なくYAMAHAに確認することに・・。
YAMAHA にお問い合わせ
OCN IPoE、KDDI v6プラスのサービスで「IPv4 over IPv6 での L2TP接続は可能か?」と率直に確認したところ・・、
とのこと。ただし、このメールの回答には、YAMAHAで動作確認ができているVPNクライアントは以下のみという補足がついてきました。
・iPhoneをはじめとするiOS端末のOS標準VPNクライアント
・弊社VPNクライアントソフト『YMS-VPN8』をご利用の場合のWindowsPC
なんと、Windows 標準クライアントでは動作確認されていないとのこと。YMS-VPN8という専用のVPNクライアントを購入しろとばかりの一言がついてきました。
ということで、まずは、iPone や Android 端末での接続確認を実施したところ、うまく接続できました。
なるほど、いろいろとルーター側でL2TPの設定を試したものの、ルーターの設定の問題ではなく、クライアントの問題だったのです。
結論
以下のレジストリキー