住宅を購入して約15年、住宅ローンも残っているのにそろそろ外壁塗装をしなければなりません。10年目で1度検討しましたが、その時は様子を見ることにしました。しかし、今回はもうやるしかなさそうです。
今回は、外壁塗装の見積もりをするために調べた話、また、業者から聞いた話をもとに、記事にまとめたいと思います。後で記載する、中間マージンを払う意味があるかどうかを考えながら見てください。
相場を知る
できるだけ安く済ませたいです。でも安いだけで本当にいいのでしょうか?安くても、適当な塗装をされたらイヤですし、適正価格さえも分からない状態です。なので、現時点での外壁塗装相場が、webサイトにたくさん上がっています。たくさん確認して自宅塗装の現時点での相場をある程度把握しましょう。
塗装相場感を知ることは重要です。私も複数のサイトで相場を調べました。2022現在では、物価高騰の影響もうけているようです。また、サイトにより相場が異なっている場合もあります。後で紹介する一括見積サイトなどのマージンに関係しているのではないかと思います。また、塗料のグレード・付帯部の塗りかた・屋根などにもより、相場が異なってきます。
30坪~40坪の我が家を、並の塗料で塗る(屋根抜き)場合の相場は、100万円~120万円と想定しました。
Web一括見積を利用する場合
複数社の見積もりを取る場合、一括見積で済ませたい気持ちはわかります。実は私も登録しました。しかし、登録した後で少し後悔し、webで情報を確認したところ、たくさんの業者からしつこくかかってくることがあるという情報が見えたので、しまった!と思いました。
翌日、web一括見積業者からの電話がありましたが、「いいえ、登録した覚えはありません。間違いで登録されたのではないですか?(困惑)」と、伝えたところ、その後、一切連絡は来ませんでした。担当者さんすみません。
結局、自分で体験はできませんでしたが、たくさんの業者から連絡がかかってくるというのはデマだと思います。というは、自分が見積もり相談した塗装店と話しをしていたところ、web一括見積業者は、問い合わせ(登録)のあった顧客の電話番号やメールアドレスを、2-3万円を紹介料として、3-5社程度の登録業者に売る(競売?)そうです。この時点で、3-5社という適度な量に絞られます。その後、契約が決まれば、契約金の10%程度のマージンを取る仕組みだそうです。
結局、紹介料とマージンを取られるので、業者としては 10%ほど高値で見積もりを作る必要があるそうです。
ハウスメーカーに相談する場合
ハウスメーカに相談するのが一番安心な気がします。品質もいいようですし、クレームをハウスメーカに言うことで、対応してもらいやすいです。お金があり、時間がない方はハウスメーカーに依頼するのがよいでしょう。ただ、金額面は一番高いと思います。
うちも最初(10年目ごろ)に、ハウスメーカー専属の塗装屋さんが診断(10年無料点検)来てくれました。その際に見積もりを依頼しましたが、他社の見積もりは比べて、1.2~1.3倍ほど高かったです。
自分で出向いた工務店(ハウスメーカの下請けをやっていたことのある)と話をしましたが、ハウスメーカからの依頼は20%ほどマージンを持っていかれていると言っていたことから、間違いはないと思います。
あと、これはうちだけかもしれませんが、ハウスメーカー専属業者の営業さんにはハズレが多いかもしれません。ハウスメーカ専属で余裕があるのか、無料定期点検だからか、はわかりませんが、点検作業、点検後の説明が殿様商売感がでていました。別件で来た営業さん2人も同じような感じでした。
リフォーム業者に相談する場合
ハウスメーカーと同じで、10-20%ほどマージンが取れられているようです。クレーム対応に関しても、おそらくハウスメーカと変わらないでしょう。
専門の工務店・塗装店に直接出向く
私の中での結論は、塗装専門の工務店に出向くのが、余計なマージンを取られず安く済むということです。塗装が約100万円とすると、10%~20%のマージンは、10万円~20万円です。たいていの人は自分の時間を使っても損はない金額だと思います。
では、直接工務店に行ってどうやって業者を選んだらいのでしょうか。
業者の話をしっかり聞く
業者に直接見積もり依頼をするといろいろと説明をしてくれます。塗装について知らない知識はここでしっかり身につけましょう。別の業者でも似たようなことを言われますが、業者によって若干こだわりポイントが違うことが分かります。そして、最終的な判断根拠でつかう自身の知識を増やすのが目的です。
もちろん、ネットで下調べしていくので、「そのくらい知ってる」という話をしてくる業者もいて、1時間・2時間話すこともあるかもしれません。しかし、業者からすると、この客がどの程度本気なのかを調べるためであったりもするようです。値引き交渉だけして別業者に持っていく、なんてことを警戒しているようで、しっかり話を聞けば、最後の見積もりの際に値引き交渉がスムーズに進みます。
いざ比較
複数社の見積もりをとっても、いざ比較しようとしても見ずらいと思います。以下は私がとった3社の見積もりです。バラバラだった作業名を揃えた状態ですが、それでもかなり見にくいです。
ただ、金額だけでよい人は、A社で決まりです。A社はキャンペーンをやっていて、翌日までに契約すれば特別値引きでこの価格にしてくれているそうです。
さて本当に、A社に決めていいのでしょうか。
次回に続きます。