ちょっと前に、共有フォルダに突然アクセスできなくなった問題を修正した友人の会社で、Windows 10 を 1909 にアップデートしたところ、また「パスワードなし」でアクセスができなくなったということで連絡をもらいました。今回は、パスワードなしで設定しているにもかかわらず、アクセスするとユーザ名とパスワードを求められる。という症状のようでした。ユーザもパスワードも設定していないので、「空」で入力すると当然共有フォルダにはアクセスできません。
今回の記事では、その際「パスワードなし」アクセスができるように設定した項目について紹介します。1903 以前に共有フォルダが突然見えなくなった場合の対処は以下の記事も参照してください。
1909 で共有オプションの項目が増えています
結論から行くと、1909 にアップデートとともに、「パスワードなし」アクセスができなくなった場合、以下の項目を確認してみてください。1909へアップデート後、以下の通りパスワードなしアクセスの項目が増えていました。友人の会社では、これを「パスワード保護共有を無効にする」を選択することで、アクセスできました。
この画面は、「コントロールパネル(小さいアイコン)>ネットワークと共有センター」の左側の「共有の詳細設定の変更」をクリックで出せます。
ちなみに、以下が 1903 の共有オプションです。
自分のWindows 10 がどのバージョン化を確認するには、Windowsキー+R で「ファイル名を指定して実行」に、以下のように入力してみてください。
以下のような画面が出てきますので、赤線のところでWindows 10のバージョンを確認できます。