今週のマーケット要約
- 今週のS&P500は▲1.9%、NASDAQ▲2.1%、ダウ▲2.1%と4週連続の週間下落を記録。
- 現在、市場を支配しているテーマは「米国・イスラエルとイランの戦争によるオイルショック」。
- WTI原油は3週間以上90ドル後半、Brentは週後半に100ドル~110ドル後半で推移。
- FOMCは3.5〜3.75%での据え置きを11対1で決定。
- 今年の利下げは1回のみとのドットプロットを維持。
- 日銀も0.75%据え置きを8対1で決定。
今週の主導アセット(Market Drivers)
イスラエル・イランの戦闘 – 原油(WTI/Brent)
3月18日、イスラエル空軍がイラン南西部のSouth Parsガス田(世界最大の天然ガス田)およびAsaluyeh石油精製施設を攻撃。2基の精製炉(合計処理能力1億㎥/日)が停止し、イラン国内のガス生産の最大70%が影響を受けた。3月18日~19日、イランは報復として、カタールのRas Laffan LNG施設(Pearl GTL含む)に多数のミサイルを着弾させ「甚大な損害」を与えた。この攻撃で世界LNG供給の約5分の1を担うカタールのRas Laffanが機能停止となり、供給正常化まで2ヶ月以上かかる可能性も見られている。
WTI原油:

Brent原油:

米国株(S&P500)
月曜に大きく反発するも、水曜FOMC後から再び失速し週間で-1.9%。原油高から、インフレ再燃の思惑で、市場のFed利下げ期待の後退が起こり、株価を圧迫した。

年初来 -5%以上の安値となり、年初来安値を更新。
米10年債利回り
利下げ期待の後退が進み、さらに利回りが上がった。
ゴールド
米国10年債利回りの上昇から、金利を生まないゴールドの価値は相対的に下がり、価格は下落した。
週間パフォーマンス表
| 市場 | 前週末 | 今週末 | 週間騰落 |
| S&P500 | 6,632 | 6,506 | -1.90% |
| NYダウ | 46,558 | 45,577 | -2.11% |
| NASDAQ | 22,105 | 21,647 | -2.07% |
| 米10年債 | 4.283 | 4.384 | 2.36% |
| 日経平均 | 53,820 | 53,372 | -0.83% |
| WTI原油 | 99 | 98 | -1.21% |
| ゴールド | 5,020 | 4,497 | -10.42% |
| DXY | 100.5 | 99.5 | -1.00% |
市場センチメント
VIX指数は週末にかけて上昇した。
来週のイベント
- 3月24日 08:30: 日本全国消費者物価指数(CPI)






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