車のバッテリーが あがったので充電器を購入し充電する

先日、車のポジションランプ(スモールランプ)をつけっぱなしにしてしまい、車のバッテリーが上がってしまいました。
去年も室内ランプをつけっぱなしにして、バッテリーが上がってしまうなど、若いころにはやらなかったミスを頻発するようになってきました。去年は、バッテリー自体が古かった(6年くらい利用)ためバッテリーを購入・交換して終わりました。
しかし、今回はバッテリー自体はまだ新しく、今後もミスることはあるかもしれないので充電器を購入することにしました。

値段と機能から LeicesterCN LST 12Vバッテリー充電器を購入。早速利用してみたのでそのレビューを書きます。

あくまで個人の体験と主観によるレビューです。自己責任・自己判断をお願いします。

バッテリーの充電

購入の前に、バッテリーや充電についてあまり詳しくないので、漠然と充電といえばバッテリーより高い電圧をかけてあげるくらいにしか思っていませんでした。そのため、自家用車のバッテリー充電器は 12V 対応のものであればよいかと思い探し始めました。

しかし、充電器には大体電流の表記があります。確かに考えてみれば、電池の放電容量の単位は Ahですから、蓄えるときも流す電流が充電時間に関わってくるので当然ですね。さて何Aで充電するのが正しいのでしょうか。たくさん流せば早く終わりそうですが、急速充電となりバッテリーが痛みそうです。分からなかったので調べてみたところ、すぐに確からしい情報にたどり着けました。こういうメーカがあると助かりますね。GSユアサさんありがとうございます。

今回充電する B24 サイズの自動車用バッテリーだと、4A で充電するの普通のようです。現在のバッテリーの状態は、エンジンは当然かからず、キーレスエントリーも動きません。室内灯やポジション球はつく状態なので、充電状態は 10% を切っているといったところでしょうか。この表から充電時間は 10~12時間ほどかかりそうです。

バッテリーの規格と充電電流について
https://gyb.gs-yuasa.com/knowledge/car_charging.html

自分のバッテリーの規格がわからない人は、以下も参考になります。
https://gyb.gs-yuasa.com/knowledge/car_basic.html

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LeicesterCN LST 12Vバッテリー充電器 について

購入した充電器の Amazon に記載されている説明文から私が重視した内容(概要)は以下です。

  • 全自動7段階充電(1.サルフェーション除去 2.緩慢充電 3.バルク充電 4.吸収充電 5.バッテリーテスト(バッテリー確認) 6.修復充電 7.フロート充電)
  • 充電完了後接続したままでも過充電しない。
  • 2,4,8A / バッテリータイプの選択ができる。 (バイク/自動車/トラック/ヨット/草剃り機 などのバッテリーに対応)
  • 充電状態は20%から100%まで、エラー表示もあり
  • ケーブル長さ3.6M(1.2M延長ケーブル、1.8Mの本体、クリップコード0.6M(3.6M))(要注意:下記まとめ参照
  • 全自動7段階充電 について、私の理解は、バッテリー状態にあった充電を自動でしてくれ、なおかつ、サルフェーション除去(結晶化し劣化した物質を除去)も可能

いうことなしです。この製品に決めました。

充電する

週末に車に乗れないと困るので、商品到着後すぐに部屋で充電できるように、商品注文と同時に車からバッテリーを外しておくことにしました。

おさらいですが、車からバッテリーを取り外す際は、マイナス端子を最初に取り外します。こうすることで、プラス端子を外す際に、ボディアースに触れてしまって感電することはありません。

商品到着後、早速充電を開始しましたが、いきなり問題が発生しました

Faultランプが点灯

説明書に従い、バッテリーにクリップコード(+に+-にー)をつなぎます。クリップコードを延長ケーブルに接続、延長ケーブルを本体と接続します。この状態でコンセントへ挿入します。初回ということで、4A / WET に設定変更しました。

数秒後に「Faultランプ」が点灯。説明書によると Faultランプ点灯時は、プラスとマイナスが逆に接続されているか、ショートしているとのこと。一応接続を確認し問題がないことはチェク済み。ということで、設定を変えたのが悪かったのか?と思い、一度コンセントから抜いて再度トライしますが、状況変わらずです。

不良品か??返品・交換するとしても、週末車に載れないのは困ります。

再三の確認の末、ケーブルの接続を確認しているとなんと・・・

お気づきでしょうか?差し間違い防止のSAE端子(逆接続防止の端子)のはずが、逆接続しかできない端子になっています。バッテリー側につながる延長ケーブルがどのように挿しても、赤と黒が入れ替わります。ということで、延長ケーブルをはずして再度、充電開始。今度はうまくいきました。測らずしも逆接続した場合の動作(Faultランプ)の確認ができましたね・・・。orz

充電開始

まさかの SAEケーブルの不良に気づくのに1時間弱をロスしました。やっと充電できたと思ったら充電ステータスはいきなり 80% とのこと。前述の通り、キーレスエントリーさえ使えず、室内灯やポジション球がかろうじて点く程度のバッテリーですよ?そんなバカな??

ケーブルの作成をミスするメーカだと考えると少し怖くなり、いったん充電を停止し、バッテリーの電圧を測ってみることにしました。バッテリーだけの状態で 11.98V~12.04V を計測。バッテリーは完全にヘタッています。充電器を接続すると 12.13V~12.15V になりました。どうやら充電は開始していそうです。

よくよくみると、そうです。このパーセンテージは、残電池量ではありません。充電状態を示しているそうです。ということは、通常充電では 80% と 100% しかLED付かないのですね。それなら、パーセントでの表示はいらなかったです

こうなったら信用できるのは、一般論のみです。購入時に参考にした GSユアサの資料通り、B24 サイズ 0% のバッテリーを 4A で充電した際の充電時間の目安である 12時間ほど放置することにしました。翌朝、約8時間後ですが相変わらず80%(まあ、次が100%なので仕方ないですけど)。電圧を測ったところ、14.02V 位だったので少しホッとし、嫁さんに100%になるか、12時頃になったらコンセントから抜くように依頼して出社します。無事に12時前に100%になったそうで、充電は完了しました。

帰って、充電の完了したバッテリーの電圧を計測してみたところ、13.27V としっかり充電できたようです。

車に取り付け、エンジンがかかることも確認できました。

おさらいですが、バッテリーを取り付けるときは、+からです。これも先にマイナスをつなぐと、ボディーアースで感電する可能性があるからです。

2019/07/06 追記

購入もとに、充電器は動作確認ができているのでこのまま利用したい旨と、延長ケーブルのみの取り換えを依頼したところ、揉めることもなく素早く対応してもらえました。

まとめ

★5中、★3といったところでしょうかね。目的は達成できたしお値段位です。

  • 充電はおおむね予定時間で完了した(正しく機能したということか)
  • SAEケーブルをうたっておきながら、逆接続しかできないケーブルになっていたので残念
  • パーセンテージ表示があるが、通常の充電では 80% か 100% しか利用しない。サルフェーション除去をしない場合にはあまり意味をなさないので残念
  • 充電ケーブル長が 3.6M と思っていたが、本体とコンセントの長さが含まれていた
  • サルフェーション機能は実行されなかったので、評価対象外