Re:ゼロから始める異世界生活 小説 の 要約・概要・ネタバレ3

今回はアニメ 第二期の見どころの1つと考えられる、7大魔女について紹介とネタバレを書いていきたいと思います。今回はストーリのネタバレ紹介というより、エキドナたち7大魔女のデザイン(画像)と、それぞれの性格や能力について紹介したいと思います。

この記事で紹介している画像は、リゼロの公式ツイッターアカウント(@Rezero_official)で発表されたものを利用しています。

このサイトはWeb版のみで書籍版については触れていません。アニメの直接の原作となる書籍版小説は、読みやすく洗練されており、ところどころ変更されたイベント・追加されたイベントなどもあるようです。

今回の記事は、Web版小説の第四章9~12の『墓所』『知識欲の権化』『傲慢で怠惰な憤怒』『お茶会の土産』「その他(43,73,76)」を読んでまとめたものです。詳細に知りたい方はそちらもぜひ読んでみてください。

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7大魔女

7大魔女(6大魔女)は「嫉妬の魔女」サテラにより滅ぼされたので、すでに現世には存在していませんが、スバルはエキドナの墓所の中(エキドナの夢の世界)で、何度か7大魔女に会います。

その一番最初の魔女との出会いは、スバルが、エキドナの『試練』を受けるエミリアを心配し、エミリアよりも先にエキドナの墓所(『試練』が実施される場所)の中に入った時です。スバルがエキドナの墓所に入った瞬間に、足元の床が消失し、どこまでも続くような奈落の底へと転落する感覚に見舞われます。スバルは、目覚めてから十分ほど、どこに続くともしれない闇の中を歩き後で、魔女エキドナに出会います。

リゼロ アニメ第二期の紹介動画がまさにそのシーンかなと思います。小説では、スバルは闇の中を歩いてエキドナに出会うという描写になっていますが、第二期の紹介動画では、スバルの知っている多くの人の屍の間をスバルが歩いて、エキドナに出会うシーンとなっているようです。

スバルがエキドナの『夢の城』で会った、エキドナを筆頭とする魔女たちを紹介します。

エキドナ(強欲の魔女)

白髪に喪服のような服を纏ったいでたちです。スバルの前に現れた当初、自身のことを「ボク」と呼んでおり、スバルはパックとしゃべり方が似てる感じます。エキドナはパックやベアトリスの生みの親(創造主)で、パックはエキドナのしゃべり方を手本にしたようです。(※ パックのしゃべり方を思い出すとキャラが想像しやすいですね。)ただし、後半で「ワタシ」に変わります(何か伏線がありそうです)。最初に私が気になったのは、76話で「嫉妬の魔女/サテラ」が「夢の城」に入ってきたとき。動揺したエキドナが、ワタシたちと言ってしまい、ボクと言い直すセリフがあり気づきました。

四百年以上前に「嫉妬の魔女」により害されており、魂のみの存在として墓所にとどまっています。墓所に入ったスバルに、(ペテルギウスから取り込んだ)魔女因子を定着させ、さらに「試練」をうける「資格」を与えます。嫉妬の魔女にを嫌っており、試練を受けるエミリアに対しても同じような憎悪の言葉を向けます(この記事の サテラの項を参照)。

エキドナはスバルを何度か『夢の城の茶会』へ招待します。スバルは『夢の城の茶会』でエキドナと語り合うことでエキドナを親しみやすいと感じ、『聖域』での困難を乗り切るために頼りにします。またスバルはエキドナに「死に戻り」のことを話します(この時は、エキドナの『夢の城』での会話のため魔女の手が出てこない。)

しかし、実はエキドナはスバルのこの「死に戻り」の能力を察知しており、自らの知的好奇心(知識欲)を満たすために、スバルを利用しようとたくらんでいました。スバルに『最善の未来』を提示することをメリットとして契約を迫った際には、ほかの魔女たちの協力のおかげで、スバルはこの契約のデメリットである、最善の未来につくのは「最終的」にであることを(つまり、何度も死に戻りでやり直させられ、エキドナから結果を観測される。)に気が付き契約は成り立ちません。

契約が不成立となった後、スバルは墓所に入ってもエキドナやほかの魔女達と会うことはできなくなってしまいます。また「試練」をうける「資格」もなくなってしまいます。

テュフォン(傲慢の魔女)

エキドナと話していたスバルの前に突如現れます。自分のことを名前(テュフォン)で呼びます。エキドナのことを「ドナ」、スバルのことを「バル」と呼びます。エキドナと同様、四百年前に「嫉妬の魔女」により害されています。

物事を「善」と「悪」のどちらかに分けて考え、「アクニン」に裁きを与えます。スバルとの初見でも、いきなり、スバルに対し権能を利用しスバルが「アクニン」かどうかを見極めようとし、スバルの右肩や両足を消滅させてしまいます(「アクニン」だと痛みがある)。スバルは痛みがなかったので、「アクニン」ではないと判断された。

セクメト(怠惰の魔女)

話す言葉には「はぁ」や「ふぅ」という吐息が入り、常に気怠そうに話します。スバルが肩や足を消滅させられた後すぐに、テュホンと入れ替わるようにスバルの前に現れます。自分のことを「あたし」と呼び、スバルのことを「坊や」と呼びます。

スバルの前に現れるも、初見では面倒くさがってすぐに引っ込んでしまいます。しかし、4章ででてくる魔女達の中で、エキドナの次にセリフと登場シーンが多かったように思います。

エキドナと同様、四百年前に「嫉妬の魔女」により害されていますが、生きているときは魔女の中でもっとも年長で理性的だったそうです。エキドナからは、怒ると他の5人の魔女で束になってかかっても勝てなかったと評されています。

ミネルバ(憤怒の魔女)

一人称は「私」と普通ですが、人の話聞かない熱血かつ猪突感のあるタイプです。エキドナと同様、四百年前に「嫉妬の魔女」により害されています

素直(天然?)で怒りっぽい性格をしており、怒りの対象は「痛み」や「争い」や「傷」です。それらを見るとゆるすことができず「癒し」たくなるそうです。誰かが傷ついていることに、憤怒し傷に対して拳が飛んできます。エキドナ曰く、「傷を見かけたらなりふり構わず飛び出していく性分で、魔女たちの中で最初に殺されたのは彼女だった」そうです。

ミネルヴァの拳に殴られると、吹っ飛ばされ傷が癒される(痛くない)という権能です。初見時、スバルはテュホンに消滅されられた右肩と両足をミネルヴァの癒しにより再生してもらいました。

ダフネ(暴食の魔女 <47話で登場>)

全身を拘束具で拘束され、両目に眼帯を付けた魔女です。カニのような足が生えた棺桶(百足棺)に入っていて、移動もこの状態で移動するようです。自分のことを名前(ダフネ)で呼びます。スバルのことを「すばるん」エキドナのことを「ドナドナ」と呼びます。語尾に「ですかぁ?」「ですよぉ?」「みたいなぁ」といったのばすタイプの話し方をします。エキドナと同様、四百年前に「嫉妬の魔女」により害されています

白鯨、黒蛇、大兎といった三大魔獣の生みの親(創造主)です。スバルは『聖域』に訪れる脅威の一つである「大兎」と戦うヒントをえるために、エキドナに頼んでダフネを呼んでもらいました。

しかし、彼女は常に空腹で、彼女の中にある考え方は弱肉強食その一点のみです。食べるものの存在を「認め」「増やし」「食らう」それ以外は何もない。そのような考え方のダフネとスバルとでは、エキドナの見立てた通り相性は最悪で話はかみ合わず、スバルはエキドナから禁止されていたダフネの魔眼(左目)を見ることになります。ダフネの左目を見たことでスバルは、圧倒的な「飢餓感」に襲われ、自分の右手を無意識のうちに食べだしてしまいます。

このピンチを救ってくれるのがミネルヴァです。スバルを思いっきり殴り飛ばし、咀嚼した手の回復をしてくれます。

カーミラ(色欲の魔女<73話で登場>)

おどおどとした話し方をする魔女です。言葉を他者へ伝えることが苦手な気の弱い性格の様です。 しかし、自身を害するもの、嫌うものには容赦しない性格でもあるようです。一人称は「私」と呼びます。スバルのことを「あなた」、エキドナのことを「エキドナちゃん」と呼びます。エキドナと同様、四百年前に「嫉妬の魔女」により害されています

容姿は、平凡で、人並みに可愛らしい容姿といったところですが、『無貌の女神』とよばれ、向き合っていると、人は呼吸や心臓の鼓動さえも忘れてしまうそうです。試練を受けている途中で心が折れかけるスバルに対し、エキドナがカーミラを差し向けます。カーミラのこの権能により、スバルはカーミラにレムを見てしまいます。そして、スバルはレム(カーミラ)に甘えてしまいますが、ギリギリのところでレムではないことを見抜き、カーミラが現れます。

サテラ(嫉妬の魔女<76話で登場>)


(※ この画像はアニメ一期で「魔女の手」が延ばされるところ。)

四百年が過ぎた今なお語り継がれる伝説上の存在です。未だルグニカ東部の砂丘にて封印されているそうです(生きているのでしょうか・・?) 。

エキドナは、「嫉妬の魔女」が「夢の城」に入ってくることはできないと言っていましたが、76話で入ってきます。そしてスバルに愛の告白をします。

「夢の城」の中にいる魔女たちも騒然となります。魔女たちの会話では「嫉妬の魔女」と「サテラ」は別人格の様です。魔女達の間でも、夢の城に入ってきた「嫉妬の魔女」やスバルがとった行動に対しての対応が分かれます。

また、最初スバルは「嫉妬の魔女」の顔が見えません。実際には、スバルが彼女を受け入れていないから見えないとエキドナが言っています。この一件の最後でスバルが見たサテラの顔は「サテラは銀色の髪を揺らし、紫紺の瞳を細めて」と描写されています。それはまさにエミリアを描写する表現です。

「嫉妬の魔女」はエミリアなのでしょうか。なぞは解明されないまま4章は終わりました。