今週のマーケット要約
- 4月8日(水)の停戦発表を受け、米国・イランが2週間の暫定停戦に合意したことが、今週の市場を最も大きく動かした。
- 4月8日(水)の停戦発表を受け、WTI原油は16.41%急落し94.41ドルで引けた。
- ダウは1,325ポイント急騰し、過去1年で最大の上昇を記録した。
- ただし、停戦後もホルムズ海峡の通航は依然として大幅に制限されており、停戦の実効性に対する疑念も残った。
- 10日(金)には3月CPIが発表。前年比+3.3%と2024年5月以来の高水準となったが、コアCPIは前年比+2.6%と予想を下回り、市場はおおむね好意的に受け止めた。
- 週全体を通じ、停戦による地政学リスク後退とインフレ懸念の綱引きが続いた。
今週の主導アセット(Market Drivers)
米国・イラン停戦とホルムズ海峡問題
4月8日に停戦が発効。ホルムズ海峡の完全・即時・安全な再開を条件にトランプ大統領が攻撃停止に合意した。これを受けてエネルギー株・航空株・景気敏感株が急騰。リスクオン転換が鮮明となった。
S&P500
ゴールド
日経平均
WTI原油
停戦前に125ドル近辺まで高騰していたWTIが98ドル近辺まで急落・安定した。その後、イランがレバノンへのイスラエル空爆を停戦違反と批判し、木曜には再び100ドルを突破する場面もあった。
3月米CPI
ヘッドラインCPIは前月比+0.9%・前年比+3.3%と高かったが、コアCPIは前年比+2.6%(予想+2.7%を下回り)市場はおおむね「エネルギー要因による一時的な上昇」と解釈し、株式市場は底堅く推移した。
週間パフォーマンス表
| 市場 | 前週末 | 今週末 | 週間騰落 |
| S&P500 | 6,582 | 6,817 | 3.57% |
| NYダウ | 46,504 | 47,917 | 3.04% |
| NASDAQ | 21,879 | 22,902 | 4.68% |
| 米10年債 | 4.309 | 4.317 | 0.19% |
| 日経平均 | 53,123 | 56,924 | 7.16% |
| WTI原油 | 112 | 96 | -14.68% |
| ゴールド | 4,676 | 4,750 | 1.56% |
| DXY | 100.2 | 98.7 | -1.49% |
市場センチメント
8日の停戦発表から原油価格が下がり、VIX、Fear&Greed指数はともに先週から低下を続けている状況。マーケットからは恐怖が少しずつ抜けていっている状況。
来週のイベント
主要なイベントはない。
22日以降の停戦期間の終わりに向けて対立が再燃する可能性がある。






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